【金のたまご⑨】累進配当発表 丸紅

こんにちは！ヤックル（@yackle89）です！
今日も減配リスクの低い、高配当銘柄を紹介します。

今回は2025年まで、累進配当政策を表明した「丸紅」です！
年初より、総合商社の好決算、増配が話題となっていますよね。
その中でも累進配当を表明し、日々年初来高値の更新を続けている「丸紅」

今回の記事は、以下の方へオススメです。

・高配当株投資に興味がある方
・インデックス投資をメインで積立設定完了後、余剰資金がまだある方
・不労所得が欲しい方

企業概要・株価・配当利回り
1. 企業概要
各種指標の確認
まとめ

企業概要・株価・配当利回り

（8002）丸紅　2023.2.10時点

株価：1,768円

配当利回り：4.41%

PER：5.72倍（10倍以下：割安）
PBR：1.16倍（1.0倍以上：割高）
PER×PBR= 6.63倍　＜　22.5倍（割安）

企業概要

丸紅は、東京都に本社を置く、芙蓉グループの大手総合商社です。

※芙蓉（ふよう）グループとは、安田財閥、浅野財閥、大倉等の系譜を引く企業と富士銀行（現：みずほ銀行）の融資系列からなる企業集団。
Wikipediaより

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事と共に五大商社の一つとなります。
ちなみに三菱商事について紹介の記事も書いています。

【高配当：金の鶏➁】累進配当政策　三菱商事

【高配当：金の鶏➁】配当金を減配しないと公言している『三菱商事』！大手総合商社の中でもトップの高配当！高配当株投資で不労所得をゲットしたい人は必見です！

部門として、食料部門（穀物類）、発電部門が特に強く、五大商社の中でも首位級。
プラントや輸送機、農業化学品に強みのある商社です。

2023年2月3日の第三四半期決算において、好決算・増配・累進配当を発表しました！

各種指標の確認

会社業績、財務状況、キャッシュフロー推移、配当推移を確認します。
確認方法は、過去の記事に記載しています。

【金の卵を産む鶏】高配当株の銘柄選定ステップ

日本の高配当株銘柄の選定５ステップを紹介します。高配当株の配当金による不労所得の獲得を目指す方に必見！まずは、探し方の基本を学んで、小額から経験を積んでいきましょう！

チェックの項目は、以下のとおりです。

①売上高：ブレが少なく、右肩上がり
➁EPS：右上がり
③自己資本比率：最低でも40%、60%以上あれば安心
④営業活動によるCF：毎期黒字で右肩上がり
⑤現金等：増えていくのが理想（現金以外の換金性の高い資産も確認する）
⑥１株当たりの配当金：安定性・成長性を確認
⑦配当性向：30～50%が健全、高過ぎる場合は要注意

①売上高・➁EPS

①売上高（営業収益）
2020年はコロナで減少しましたが、回復傾向ですね。
全体的に右肩上がりとなっています。

➁EPS（1株当たりの利益）
2020年はコロナで減少しましたが、回復傾向ですね。
売上と同じく、全体的に右肩上がりとなっています。

③自己資本比率

③自己資本比率　：　２７．２％
不動産関連を扱うため、どうしても借入額が大きくなり、やや低めとなりますね。
４０％以上が理想ではありますが、2020年に減少してから、回復しています。

④営業活動によるCF・⑤現金等

④営業活動によるCF（どれだけ手元に現金が残ったか）
2022年3月に大きく下がっています。不動産関係は、設備投資・在庫が大きいため、下がることがありますね。

⑤現金等
横ばいですね。増え続けてはいませんが、そこまで減ってもいない印象です。

⑥一株当たりの配当金・⑦配当性向

⑥一株当たりの配当金　：　７８円（配当利回り　４．４１％）
2021年に減配していますが、2018年から徐々に増配しており、このタイミングで累進配当を表明。
今後も安定的に、配当金を確保できそうです。

⑦配当性向　：　２５．５％
2020年は赤字転落していますが、それ以外は25%前後で推移しており、倒産リスクはありませんね。

まとめ

今回は、累進配当を表明した『丸紅』について、紹介しました。

指標的にはだいたい問題なく、配当利回りは４．４１%です。
五大商社の一角として、株価は年初来高値を更新中です。
過去の業績から投資する「価値有」と判断しています。
株価1,700円（配当利回り4.6%）を目安に、買い増しを進めたいと思います。

①売上高：2020年（コロナ）以外は、右肩上がり傾向
➁EPS：2020年（コロナ）以外は、右肩上がり傾向
③自己資本比率：27.2%（やや低め）
④営業活動によるCF：横ばい
⑤現金等：横ばい
⑥１株当たりの配当金：2018年から増配傾向（2021年に減配）
⑦配当性向：25.5％（2020年以外は安定）