こんにちは!ヤックルです!
今日も『幸せなお金持ち』を目指して、情報発信をしていきます!
今回は、私のお金の勉強を始める原点となった『両@リベ大学長』の
『本当の自由を手に入れる お金の大学』の書評です。
経済的自由(FIRE)を目指す人は、ぜひ読んでみてください。
要約【貯めて・稼いで・増やして・守って・使おう】
「お金なくして自由なし!」
これが資本主義のリアルです。
経済的自由を手にするには
『お金にまつわる5つの力』をバランス良く鍛える必要があります。
シンプルな話
- 家計を年間100万円節約する(貯める力)
- 年収を100万円アップさせる(稼ぐ力)
- 浮いた200万円を年利5%で20年運用する(増やす力)
これだけでも40年続けると7,000万円の資産が築けるわけです。(日本で上位8%の資産家)
以下、各項目ごとに1つずつ説明をしていきます。
貯める力~支出を減らして貯蓄を増やす~
両学長は「貯める」を最優先で実行するべきと言います。
なぜなら、成果が出るまで時間がかかる「稼ぐ」「増やす」に比べて、
「貯める」は自分のやる気だけで今すぐ成果が出せるからです。
しかも、やった分だけ誰でも必ず成果が出るので再現性も高いです。
貯める力とは、細かい節約ではなく『生活の満足度を下げずに支出を減らす力』です。
- 1回の支出よりも「固定費」を見直す
- 金額が大きな支出から見直す
削るべき『人生の6大固定費』は、以下のとおりです。
比較的簡単で、効果の大きい通信、保険について説明します。
1) 格安SIM
特別な理由がないなら格安SIMに変えましょう。
大手キャリアに比べて毎月5,000円程度の節約になります。
格安SIMのデメリットは以下のとおりです。
違約金を払ってでも乗り換えた方が良い理由は、
違約金:10,000円の場合、2か月(5,000円×2=10,000円)で元が取れます!
2) 保険
保険は、『発生確率は低いけど、万が一起きたら大損失になる場合』に備えるもの。
そう考えると、必要な民間保険は3つだけです。
- 生命保険・・小さい子供がいる場合、家族が路頭に迷う
- 火災保険・・持ち家、賃貸が火事で莫大な補償金が必要
- 自動車保険・・相手への損害賠償
病気やケガで入院する場合もありますが、日本は『国民皆保険』です。
- 自己負担は原則3割(そして、自己負担額には「上限」がある)
日本の健康保険は世界最強
- 原則3割負担で必要な医療が平等に受けられる
- 高額医療費制度のおかげで自己負担の上限は月10万程度
- 保険料は会社と折半、扶養家族の分の保険料は払わくてOK
- 病気やケガで働けなくなっても1年6カ月は保証がある
稼ぐ力~稼ぎを増やし蓄財ペースを上げる~
稼ぐ力が重要な3つの理由
- 生活の基盤が安定する
- 選択の自由が増える
- 自分に自信がつく
収入には2種類あります
- 『給与所得』安定性が高く、ディフェンスに優れている
- 『事業所得』成長性が高く、オフェンスに優れている
それぞれメリット・デメリットがあり、どちらか一方ではなくバランスよく伸ばすことが大切です。
どちらも高めることで、攻守兼ね備えた最強の布陣となります。
安全性 × 成長性 × (確定申告による)節税効果
1) 給与所得を増やす
日本の会社は、ほとんどが年功序列文化です。
どんなに優秀でも若いうちは収入は増えません。
終身雇用は崩壊しつつある現代では、スキルを磨いて転職することをオススメしています。
年収がすべてではありませんが、年収が「会社の自分に対する評価」であることは間違いありません。
ちなみに、出世したり残業を増やして稼ぐといった考えは
- 時間の切り売りが増える
- 運の要素が大きく影響する
あまりオススメされていません。
2) 事業所得
「事業」というと高いハードルに感じますが、メルカリで家の不用品を売る等、小さな副業から始めてみることを勧めています。
まずは少額でも「実際に稼ぐ喜び」を感じることが重要です。
以下、おすすめの副業を紹介します。
すべて在宅ででき「小さく・リスク低く」始めることができます。
私のブログも月1000円程度で行うことができています。
増やす力~貯蓄を投資にまわして資産運用しよう~
経済的自由は「生活費<資産所得」という状態をつくることです。
- 自分が働いて稼ぐ労働所得だけでなく
- 資産を働かせること(投資)で資産所得を得る
資産(お金のなる木)を増やすことが大切です。
1) 生活防衛資金を確保する
生活防衛資金とは、病気やケガなどで一時的に収入が途絶えた時のための生活費です。
- 投資用のお金
- 生活防衛資金
この2つは絶対に混ぜてはいけません!
理由は以下の通りです。
- 急なトラブルに対応できる
- お金が貯まりやすい体質になる
- 投資で成功しやすくなる
生活防衛資金の額は、会社員なら生活費6ヵ月分、自営業なら1年がひとつの目安です。
2) 学長オススメの投資
初心者におすすめの投資はズバリ
つみたてNISA口座で「eMAXSIS Slim 米国株式(S&P500)」を買い続ける
理由は、以下のとおりです。
- S&P500指数に連動したファンド
- 買付時の手数料が無料(ノーロード)
- 信託報酬(運用コスト)も超低コスト
- つみたてNISAで運用益が非課税
- ドルコスト平均法で平均値を狙える
- 長期運用で複利効果が得られる
投資信託で、毎月コツコツ積立をして、株価の変動を経験することが大切です。
一度積立設定すれば、勝手に『お金のなる木』が増えていきます。
あとは10~20年先に大きく育つのを待って、稼ぐ力UP・入金UPをしましょう!
お金を「守る力」・「使う力」
「貯める」「稼ぐ」「増やす」である程度の資産が育ってきたら、次に必要になるのは資産を「守る力」と「使う力」です。
1) 守る力~形成した資産を守ろう~
貯めた資産を減らさない力です。「守る力」がないと、せっかく築いた資産がゴリゴリ減っていきます。
まずは、どんな危険があるか知ること。自分だけ大丈夫と思わず、避ける方法を学ぶ。
「バビロンの大富豪の教え」にも
お金を天敵から堅守せよ! いう教えがあります。
2) 使う力~人生を豊かにすることに使おう~
いざ手に入れてみると、自由というのは飼いならすのが難しいそうです。
自由ゆえの
- 孤独
- 不安
- 責任
仕事一筋でバリバリやってきたビジネスマンが十分な資産を蓄えて、定年を迎えて引退。
豊かな老後を送れると思いきや、定年後の孤独に馴染めず、体調を崩してポックリ。
お金というのはしょせんツール(道具)に過ぎないので「上手に使ってナンボ」ということです。
「使う力」のある人は、以下のようなことにお金を使うと言います。
経済的自由を達成したら、すぐに幸せになれるとは限らない。
心から自分が幸せになれることに、お金は使うべきですね。
まとめ・感想
今回、『本当の自由を手に入れる お金の大学』について説明しました。
経済的自由を達成するために必要な力は5つあります。
①貯める力➁稼ぐ力③増やす力④守る力⑤使う力
全ての力をバランスよく伸ばすことで、
だれでも資産5,000万以上の経済的自由を目指すことができます。
本書の内容もYouTubeの動画で見ることができますが、動画数が膨大で、
どこから手をつければ良いか迷う人には、是非本書を読んでいただくことをオススメします。
本書で、興味を持ったらYouTubeで詳細を確認することで理解が深まります。
学長は「今日が一番若い日です」と言われます。
もっと早く知りたかった、もう〇〇歳だから、そう言いたくなる気持ちも分かりますが、
過去は変えることはできませんので、今日から明るい未来へ向けて行動していきましょう!
以上、ヤックルでした!
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