こんにちは!ヤックル(@yackle89)です!
新NISAの税制改正大綱により、個別株への投資が年間240万円、生涯上限1200万円(投資信託を含めて1800万円)となり、高配当株投資への注目が集まっていますね!
たばこ嫌いだし、将来性もないよね
「応援できる企業」を投資したい
そう思って、投資対象として見ていなかった「日本たばこ産業(JT)」
先月、増配を発表し、ちょっと気になり調べてみました。
国内にライバル企業なし!営業利益率は10年連続20%超過!
しっかり儲かっている「日本たばこ産業(JT)」が分かったので、ご紹介します。
以下の方へオススメの記事となっています。
- 2024年新NISAへの高配当株銘柄を探している
- JTが増配したとのニュースで気になっている
- たばこ嫌いだし、投資するのはどうかなぁと思っている
会社概要・株価・配当利回り
(2914)JT 2022.12.16時点
株価:2,823円
配当利回り:6.66%
PER:11.26倍(10倍~15倍以下:適正)
PBR:1.32倍(1.0倍以上:割高)
PER×PBR= 14.86倍 < 22.5倍(割安)
会社概要
日本たばこ産業(JT)は、日本専売公社からたばこに関する業務を継承し「日本たばこ産業株式会社法」に基づいて1985年に設立されました。
国内で唯一たばこ製造を手掛ける企業です。
国内で唯一の許可を受けているため、国内にライバル企業が存在しません。世界的にも新規参入の壁は高く、現存している会社でパイの奪い合いを行っている状況です。
この後、詳細説明しますが、営業利益率も極めて高く過去10年、20%以上をキープしています!
『たばこ』という悲観的な意見が多い中、しっかり儲かっている会社です。
また、現在では医薬品や食品などの分野にも進出し、JTならではのブランド展開を行なっています。
配当性向については、75%を目安としており、株主還元への意識も高い企業です。
各種指標の確認
会社業績、財務状況、キャッシュフロー推移、配当推移を確認します。
確認方法は、過去の記事に記載しています。
JT:①売上高・➁EPS・③営業利益率
①売上高(営業収益)
横ばいでキープしながら、ここ数年はやや右肩上がりですね。
➁EPS(1株当たりの利益)
やや右肩下がり。今後も成長は難しいようですね。
③営業利益率
過去10年間、20%以上をキープできています。しっかり儲かっています。
JT:④自己資本比率
④自己資本比率 : 48.7%
40%以上をキープしており、倒産リスクは低いですね。
JT:⑤営業活動によるCF・⑥現金等
⑤営業活動によるCF(どれだけ手元に現金が残ったか)
順調に右肩上がりです。
⑥現金等
過去5年で、キャッシュをしっかり増やしています。
JT:⑦一株当たりの配当金・⑧配当性向
⑦一株当たりの配当金 : 188円(配当利回り 6.66%)
昨年2021年に減配、優待廃止が決定し、一気に人気がなくなりました。
2022年に増配が発表されました。昨年以外は、右肩上がりで増配しています。
⑧配当性向 : 73.4%
通常の企業であれば、配当性向75%はかなり危険です。
しかし、国内ライバル企業が不在で、ある程度の収益が見込めているため、心配はありませんね。
まとめ
今回は、国内ライバル不在の高営業利益率の『日本たばこ産業(JT)』について、紹介しました。
指標的には問題は少なく、配当利回りは6.66%です。
過去の業績・これからの期待から投資する「価値やや有」と判断しています。
『たばこ』産業という時代からは逆行のため、決してオススメできる企業ではありません。
しかし、国内独占企業であり、海外事業にも進出し、利益を上げている現状から、投資対象として検討する価値はあると思います(あくまでも個人的な考えですので、投資の判断は各自でお願いします)
私としては、現在やや割高感を感じますので
株価2,500円(配当利回り7.5%)を目安に、買い増しを進めたいと思います。
- ①売上高:横ばいキープ、やや右肩上がり
- ➁EPS:やや右肩下がり、今後の成長は期待薄
- ③営業利益率:過去10年 20%以上をキープ(しっかり儲けている)
- ③自己資本比率:48.7%
- ④営業活動によるCF:右肩上がり
- ⑤現金:横ばい(安定)
- ⑥一株あたりの配当金:昨年(2021年)減配、それ以外は増配傾向
- ⑦配当性向:73.4%(75%方針を表明)
それでは,これからも学んで行動を続けて
『幸せなお金持ち』を目指していきましょう!
以上、ヤックル(@yackle89)でした!
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