こんにちは!ヤックル(@yackle89)です!
今回は、配当投資界隈でおなじみの「長期株式投資」さんの最新著書、「年に471万円が入ってくる『鉄壁配当』後悔ゼロの”早期リタイア計画”」をご紹介します。
「オートモード」「超配当」「強配当」と続いてきた人気シリーズの第4弾、しかも著者が実際に達成した年間配当471万円をタイトルに冠した集大成とも言える一冊です。

著者「長期株式投資」さんとは?

1977年熊本県生まれ。2004年から株式投資を開始しましたが、最初から順調だったわけではありません。
- 2006年:ライブドアショックで大きな損失
- 2008年:リーマンショックでポートフォリオが退場寸前の状態に
- 2009年:大型高配当株へ戦略を完全シフト
- 2023年3月:45歳で資産1億円を達成、早期リタイアを実現
そして2024年、税引き後の年間配当金はついに471万3,512円に到達。
まさにタイトルどおりの実績を引っ提げて書かれた一冊です。
年間配当金の推移(税引き後)
| 年 | 年間配当金(税引き後) |
|---|---|
| 2021年 | 約223万円 |
| 2022年 | 約282万円 |
| 2023年 | 約378万円 |
| 2024年 | 約471万円(過去最高) |
本書の概要:シリーズ第4弾で何が変わった?

今回ご紹介する「鉄壁配当」は、2025年8月5日にKADOKAWAより発売された実践書です。
過去3冊との最大の違いは、個別株だけでなく「債券」と「J-REIT(不動産投資信託)」を組み合わせた総合ポートフォリオ戦略を初めて提示している点です。
著書シリーズの進化
| 著書 | 配当目標 | 発売年 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オートモード(高配当株投資) | 月18.5万円 | 2022年 | 元手5万円スタートの初級者向け |
| 半オートモード(超配当株投資) | 月23.5万円 | 2023年 | 割安買いの極意 |
| フルオートモード(強配当株投資) | 月31.5万円 | 2024年 | 永続企業の探し方 |
| 鉄壁配当(本書) | 年471万円 | 2025年 | 債券・J-REIT追加。総合ポートフォリオ戦略 |
本書の構成(全7章)
- 第1章:配当生活を実現するための「絶対の初期設定」
- 第2章:小学生でもわかる「株式投資」のきほん
- 第3章:小学生でもわかる「J-REIT・債券投資」のきほん
- 第4章:メンテナンスほぼ不要の「永久保有銘柄20」【株&J-REIT】
- 第5章:年81万円の配当に必達できる「鉄壁ポートフォリオ」
- 第6章:iDeCo・控除をフル活用して「運用益を極限まで減らさない」技術
- 第7章:残りの人生にお金はいくら必要?リアル配当生活ノート
第1〜3章で基礎を固め、第4〜5章で具体的な銘柄・ポートフォリオを提示、第6章で税制優遇を最大活用し、第7章で人生設計まで落とし込む——という流れがとても論理的で読みやすいです。
特に刺さったポイント3選
① 長期データが証明する「株式最強」論
1801年〜2021年の220年分のリターンデータが紹介されています。
| 資産クラス | 年率リターン |
|---|---|
| 株式 | 6.9% |
| 長期債 | 3.6% |
| 短期債 | 2.5% |
| ゴールド | 0.6% |
「なぜ株式投資なのか」を感情論ではなく220年のデータで答えてくれるのは、初心者にとって非常に心強い根拠になります。
② 「永久保有銘柄20」というシンプルな答え
著者が厳選した「メンテナンスほぼ不要・売らなくていい」銘柄を20本提示。著者自身の保有103銘柄のうち、これが「永久保有」と位置づける17銘柄です。
個別株投資の悩みのひとつ「いつ売ればいいのか?」という問いに対して、「売らなくていい銘柄を選べばいい」という逆転の発想が清々しいです。
③ まず「年81万円」を目指すリアルな中間目標
「年471万円」はゴールとして提示しつつ、2,000万円投資→年81万円配当という現実的な第一目標が設定されています。
「いきなり471万円は無理…」と感じる人でも、段階的に目標を持てる設計がとても親切だと思いました。
読んで印象に残ったフレーズ
「途中で挫折することがないよう、焦らずゆっくりと」
「株は持ち続ければ負けない」
「時間が経てば複利の効果で加速する」
派手さより地に足のついた言葉ばかり。
20年以上投資を続けてきた人間の言葉には、独特の重みがあります。
良い点・気になる点
✅ 良い点
- 債券・J-REITも含めた総合的なポートフォリオ戦略を初めて提示
- 220年分の長期データで「なぜ株式か」を論理的に説明
- 「永久保有銘柄20」という具体的なリストで迷いを減らしてくれる
- iDeCo・税控除の活用まで踏み込んだ実務的な内容
- IR BANKの使い方など、実践に直結するツール解説が好評
- 「タイトルの煽りとは裏腹に丁寧な内容」との読者の声
⚠️ 気になる点
- 471万円は2004年から20年以上積み上げた結果。短期での再現は難しい
- 2,000万円の元本が必要など、スタート資金のハードルは高め
- 長期では株式一択が合理的、という観点から債券・REITの必要性を疑問視する声もある
こんな方におすすめ
- 配当投資に興味はあるが「元手が少ない…」と不安な方
- 株価下落が怖くてなかなか投資に踏み出せない方
- 個別株だけでなく、REITや債券も含めた分散投資を考えている方
- シリーズ既読者で「次の一手」を探している方
- FIREを目指しているが、具体的な数字が見えていない方
まとめ
「鉄壁配当」は、著者が20年かけて積み上げた実績と哲学を、シリーズ集大成として丁寧にまとめた一冊です。
株式だけでなく債券・J-REITを加えた総合ポートフォリオ、「永久保有銘柄20」という明快な指針、そして人生設計まで見据えた第7章——単なる投資ハウツー本を超えた内容だと感じました。
「年471万円」はゴール。でも今日の1株が、その第一歩です。
高配当株投資に興味がある方、FIREを目指している方には、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です!
※本記事は書籍の内容をもとに筆者がまとめたものです。投資は自己責任でお願いいたします。
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