こんにちは!ヤックル(@yackle89)です!
3児の父である私にとって,子どもの教育費は,とても心配です。
子どもがいる親,これから子どもを欲しい方にとっても悩みの種ですよね。
- 『子ども一人に1,000万円以上の大金がかかる』
- 『お金をかけてあげないと将来活躍できる人になれない』
今回は著書『手取り20万円 貯金の教科書』から教育費の不安解消3選をご紹介します!
ズバリ結論は、以下の3点です!
1.教育費用の内訳を知る
2.大学入学までに300万円を用意
3.習い事のやめ時を見極める
教育費1,000万円のリアル
1.教育費の内訳(幼稚園~高校)
そもそも教育費ってどれくらいかかるのか?
教育の『リアルな出費』として,『文部科学省』の調査結果(平成30年)が以下となります。
まずは大学までに必要な費用を各ケースに分けます。
ケース1:全て公立:541万円
ケース2:幼稚園だけ私立:634万円
ケース3:高校だけ私立:694万円
ケース4:幼稚園と高校が私立:787万円
ケース5:小学校だけ公立:1063万円
ケース6:全部私立:1829万円
全部私立学校に通わせる人は少ないと思われるので,ざっくり
『高校卒業までに500~800万円かかる』とイメージしておけばOKですね。
全部私立だと1800万円は凄まじいですね。。。
次に大学の学費目安です。
国立:年65万✕4年=約260万円
公立:年67万✕4年=約270万円
私立:年140万✕4年=約560万円
国公立にいってくれても,ざっくり+300万円と考えると,
全体で1000万円がリアルな数字といえますね。
全部私立だと、教育費2500万円で、一般市民ではかなり無理が。。
ただし、教育費は、一回ですべて払うわけではありません。
『イニシャルコスト(一回)』と『ランニングコスト(継続)』で分けてみていきます。
2.イニシャルコストとランニングコスト
イニシャルコストとは『最初にまとめてかかる費用』です。
ランニングコストとは『在学中に継続的にかかる費用』です。
この二つをきちんと区別しないと『いつ』『どれくらい』お金が必要か分からなくなります。
困難は分割せよ!細分化するとひとつひとつはたいした金額ではありません。
・教育費1000万円は,一気にかかるお金ではない
・教育費は突発的なイニシャルコストと定期的なランニングコストに分けて考える
大学入学までに300万円貯める方法
1.300万円が必要な理由
まずは,『大学の入学金』と『1年次の前期授業料』,
『子どもが家を出て一人暮らしをする場合の初期費用分』を見据えて、
『大学入学までに300万円を貯めておけば,最初のハードルをクリア』です。
平均的な《幼稚園→公立小学校→高校受験→公立高校→大学受験→私立大学入学》の場合
イニシャルコスト | 130万円 |
私立大学の入学費用 | 60万円 |
児童手当の総額 | 198万円 |
用意すべき 300万円 ー 198万円 ー 70万円 = 162万円
児童手当を全額残せれば、あとは162万円を用意することで、
入学までの300万円を用意することができます。
・児童手当を全部貯金すれば、残りの162万を自分たちで用意すれば良いのです!
・18年間で計算すると『1年に9万円』『1ヶ月に7500円』
2.児童手当を使わないために
児童手当が振り込まれたら,必ず全額を子どもの口座へ入金する!
・親の口座に振り込まれるため,生活費と混ぜて使ってしまいがち
・子ども名義の通帳は絶対必要
そして,大学進学まで手を付けない。これが大切です。
3.大学入学後の費用について
子育てで多くの家計の負担になっているのは、『習い事や塾の費用』です。
大学進学後はその費用がなくなります!
実は大学入学後は,それほどお金がかからなくなります。
習い事のお金をムダにしない秘訣
ほとんどの家庭は習い事をさせすぎと言われています。
公立小学校の月平均2万円。中学3年生の月平均3万5千円。
子どもの将来を考えると,なかなかやめるのは難しいですよね。
お金をムダにしないためには2点注意しましょう!
《やめ時》を見逃さない
・子ども本人はたいして好きでもないのに,『惰性』や『親の願望』だけで続けている場合も多い
・習い事を惰性で続けると『子どもにもストレス』『お金もムダになる』
・子どもを観察し,『やりたがらない』『休みたがる』がみられる場合は注意
・3ヶ月に1度ぐらいのペースで,子どものやる気を確認することも大切
子どもに『いくらかかっているか』を伝える
・子どもが10歳以上なら『家計として習い事や塾代の上限』を子どもに伝えることも必要
・自分は何を習って,何を諦めたかを考えさせると真剣に取り組む
・教育の一環として,子どもに『いくらかかっているか』を知らせることは良いこと
まとめ
著書『手取り20万円 貯金の教科書』より,子育てへのお金の不安解消方法を説明しました。
私自身,子どもが3人います。
将来の教育費を考えると不安です。
でもこの本を読んで,一度に1000万円が必要でないことが分かります。
教育費を細分化させることで、『いつ』『どれくらい』のお金が必要か見えてきました。
子どもは一人いるだけで喜ばしいですが,二人,三人とさらに喜びが増えます
子ども達も身近な兄弟からたくさんのことを学べ,心が豊かに育つように感じます
子どもがいる方、これから子どもが欲しいと思っている方の不安が少しでも小さくなれば、幸いです
それでは,これからも学んで行動を続けていきましょう!
以上、ヤックル(@yackle89)でした!
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